今回は 以前、半月板損傷で施術を受けた方の息子さんのお話です。
少年野球をやっているが、10か月位前からボールを投げる時や手をぎゅっと握る時などに右肘の内側に痛みが出る。
最近では痛みが出るのが怖いので、満足にボールが投げられない状態。
クリニックでは、肘の骨に亀裂が入っていてそれが痛みの原因と言われたとのこと。
地元で有名なプロ野球選手も通うスポーツクリニックに2週間に1回、5か月通院したが良くならず遠方から母親と一緒に来院!!
来年は5年生でレギュラーとして試合に出ることも多いのでなんとかしてほしいとのこと。
検査!
肘をよく診ると、内側の骨がで出っぱっている。
炎症や腫れはない。
右首から肩や腕にかけて筋肉がパンパン。
特に肘の内側と上腕は筋繊維がロープ状に固まったような状態になっていた。
施術!
通常通り、全身の歪みを整えてから腕の張りや筋繊維の固まりを取り去った。
この時点で手をぎゅっと握った時の痛みは消失した。
そして、ベッドから立ってもらいタオルを使いボールを投げるフォームで思いっきり腕をふってもらった。
私『どう?肘痛い?』
男の子『・・・』 うなずく
今度はタオルを振る時に出る痛みをその動作時に修正してみた。
私『もう一度、タオルでボールを投げるように腕を思いっきり振ってみて』
男の子『痛くない!!』
ということで痛み消失。
あとは、家でやる肘のストレッチと普段の生活で気をつけることをアドバイスして、また痛くなるようなら連絡下さいと話し本日の施術は終了!
男の子からは笑顔で「ありがとう」と頂いた。
※野球に限らず、テニス肘なども手術など不要なケースがほとんどである。